ティムコ社主催のアンダーハンド・キャスティング/デモ&ワンポイントレッスンに参加してきました。(2016/04/16)
アンダーハンドの生みの親、ヨラン・アンダーソン氏が来日してのデモ&レッスンである。
私は数年前からアンダーハンド・キャスティングに興味を持ち、のめり込んでしまいロッドも妻には見せられないほどシングルからダブルハンドまで買い集めてしまいました。しかし、それだけ価値のあるキャスティングでありロッドだと私は思っています。
それはヨランの釣りに対する考え方やキャスティング理論に基づいたロッド、ラインそしてリーダに至るまでの綿密に設計されたデザインに込められているのです。この理論的に考えられたキャスティングを知らずフライフィッシングを通り過ぎるのはとっても不幸な気がするのは私だけではないと思う。今回参加した人達はアンダーハンド・キャスティングが上手であり、キャスティングに対する思いが半端でない人ばかりであった。その証拠にヨランに対し質問が多くこのキャスティングに対する真剣さが窺えた。質問の後にヨランによる個人へのワンポイントレッスンの始まりである。この方法は何回(今回で3度目)もレッスンを受けている人は分かっているが、初めての人にとっては緊張する場面なのだ。参加者全員の前で一人ひとりヨランにレッスンを受けるのである。憧れのヨランと参加者全員の前で行うため、レッスンを受ける参加者はあまりのプレッシャーに超緊張状態であり、普段のキャスティングが出来ずミスキャストをしてしまうのである。でもヨランは、さすがアンダーハンドンの生みの親だけあり、世界の釣り人を相手にレクチャーしているだけあって、おおらかなその人柄の優しさをもって、緊張している参加者の傍へ行き、手を添えて丁寧にアドバイスをし、そして少しのユーモアを交えながらレッスンをしてくれたのです。最初の参加者は緊張していたが、その優しさに安堵して順を追うごとに普段のキャスティングができる方が増えてきて、ヨランも笑顔で参加者に指導していました。肝心の私はと言うとやはり緊張してしまい、ミスキャストしてしまいました。でも、それが良かったのかヨランが傍に来てくれて細かく指導してくれたおかげで、納得できるキャストが心地よくでき、憧れのヨランと片言の英語でコミュニケーションがとれて、良いレッスンになりました。レッスンの最後に再度いろいろな質問が皆様からありその質問に対し丁寧にわかりやすくヨランより説明がありました。熱心な方はメモをとり真剣な眼差しで聞き入っており、私も慌ててメモをした次第です。そして、みんなが楽しみにしていたヨランのデモが始まり、素晴らしいいキャストに対し歓声と拍手が湧き上がりました。レッスン終了後には、ヨランにサインと一人ひとり記念写真を撮り、皆さん子供のように喜んでいました。私は今回のイベントに参加して、とっても良い思い出作りになりました。ティムコのスタッフはじめヨラン・アンダーソンに感謝です!!