6月久米島フライでマグロ!

6/23~6/26まで久米島へ行ってきました!!

出発前の一週間と帰ってからの一週間は、台風や低気圧の影響で天気が悪く、各地では大雨により危険水位が発生し、甚大な被害になってしまいました。被害に合われた方に、謹んでお見舞い申し上げます。

 

 そんな中、私たちが居た4日間はとても良い天候に恵まれました。初日はパヤオ周りをフカセでキビナゴを撒き、キビナゴをイメージしたフライを泳がせ、次から次へとカツオ、ビンチョウマグロ、ツンブリがヒットし船中は大騒ぎになり、足元では魚が飛び跳ねとても楽しい時を過ごしました。

 二日目になんと大変な事が起きてしまったのです。船中3人に同時にキハダマグロがヒットし、キャッチできたのはO川さん、A津さんが25㎏から30㎏を挙げたのです。私は船べりまで自力で寄せてきたのですが、急に走られ隣のO川さんのラインと接触し「プッツ」と切れてしまいガックリしたのです。その後A津さんが40㎏以上の大物をかけたのですが、ファイト中に原因不明のラインブレーク、なんとロッドの継ぎ目あたりがへし曲がって変形してしまいました。その後、ひとり私が取り残されておりましたが、待望のあたりがきてティボーリールのパシフィックが悲鳴を上げながらラインが出ていってしまい、慎重にドラグを締めたがマグロの勢いが凄くどんどんラインが出てしまい、バッキングライン(500m巻き)も残り200mとなり、1対1のリールで巻きあげつつ、リフティングを繰りかえしての格闘が続きました。そして、やっと50mまで寄せてきたところで、また走られくたくたになり、最後の寄せでなんと、「パーン」と音をたてたので、一瞬ラインが切れたと思ったら、なんと15番のロッドが折れてしまったのです。私は何が起こったのか放心状態になっているところを、仲間がすかさず助けてくれて、タイラップでロッドを重ね合わせて再度リフティングを行い40分かかって、なんとか約40㎏のキハダマグロを獲ることができました。しかし、あの状況で私を助けてくれたA津さんは、船長に「タイラップ」あるかと確認しロッドを重ね合わせて対応しようと考え、すぐに行動を起こした事が私はとっても驚いた次第です。あんなに冷静に対応できるのは普段からいろいろ考えて行動をしておられるのですね。しかし、今回も仲間に助けてもらい、とっても感謝感激した釣行でした。

 

話は違いますが、避難訓練等日ごろから行っていないと、いざ災害が発災した時には行動がとれません。「訓練せずして避難でき難し」です。